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【イベント報告】(2012年以前)

ほぼ毎月1回のペースで行っているセミナーの開催模様やマンション管理業界の動向など、あらゆる情報をピックアップして取り上げます。       <最新(2013年以降)のイベント報告はこちら>

2012年
2012.12. 8 第2回管理組合交流・相談会
2012.12   標準管理規約の「コミュニティー規定」はマンション管理の基本
2012.11.17 2012年度第1回管理組合交流・相談会
2012.11.13 給排水給湯設備・共用専有部分同時施工
2012.11. 4 平成24年度 第4回CPDセミナー
2012.10.27 若葉台第10住宅第2期大規模修繕工事見学会
2012.10.16 平成24年度 第3回CPDセミナー
2012. 9.25 テーマは『マンションの開口部改修について』
2012. 6.23 テーマは『管理組合の駐車場運営』
2012. 6. 5 第2回マンション・クリエイティブリフォーム賞
2012. 6. 2 第18回通常総会、無事終了
2012. 5.26 マンション学会北海道大会
2012. 5.17 技術者部会・専門業部会全体会議
2012. 5.16 テーマは『共用部扱いで行う在来浴室の改修』
2012. 4.23 電気料金値上げ、東電に撤回を申し入れ
2012. 4. 9 ―第三者管理は例外的措置の明確化を― 全管連、高管協と連名で意見書
2012. 3.11 南部地区交流会
2012. 2.25 北部地区交流会
2012. 2. 4 中央地区交流会

2011年
2011.11.25 給排水管の更生工事セミナー「仕組み・傷む場所・改修基本事項・工法」
2011.11. 9 23年度第2回CPD研修セミナー「マンションの居住性向上と長期修繕計画」
2011.10.14 23年度第2回CPD研修セミナー  マンションの居住性向上と長期修繕計画」
2011.10. 1 「逃げる」を考える
2011. 8.30 震災後の大規模修繕
2011. 7.21 震災フォーラム
2011. 7.16 サポートセンター特別企画、新任役員研修会
2011. 6.10 電気設備と水回り設備改修の基礎知識
2011. 6. 4 第17回通常総会開催
2011. 5.18  専門業部会全体会議
2011. 5.12  大規模修繕後の保証とアフター
2011. 5  15周年記念ガイドブック発行
2011. 4.24  大規模修繕工事見学会を実施
2011. 4.23  マンション再生法セミナー
2011. 3.9  全管連集会、再生へのムーブメント
2011. 3. 5  省エネセミナー
2011. 1.14  浜管ネット新年会

2010年
2010.11.27 高経年・高齢化テーマにパネルディスカッション
2010.11.23 築32年目の大規模修繕と電気改修工事
2010.11.6~12.4 管理組合地区別交流会《国土交通省マンション等安心居住推進事業 補助事業》
2010.10.23 排水配管の改修工事
2010.10.16 2回目大規模修繕と機能向上
2010. 9.13 高経年マンションの設備再生<神管ネットCPDセミナー>
2010. 9.11 知らなきゃ損する!?シリーズ 今回は省エネ
2010. 7.17 第13回設備改修シリーズ
2010. 6.12 第16回浜管ネット通常総会開催

2012.12.8 第2回管理組合交流・相談会

浜管ネットは12月8日、「高経年・団地型マンションの管理と再生について」をテーマに横浜・旭区の若葉台地域ケアプラザ多目的ホールで2012年度第2回管理組合交流・相談会を行いました。
当日は浜管ネットスタッフを含め、管理組合関係者50名以上が参加。横浜市建築局住宅部住宅計画課、千葉からNPOちば地域再生リサーチからも参加していただきました。
第1部は下記の通り講師による報告です。
①理事会運営の危機、なり手不足に解決策はあるの?(若葉台住宅管理組合協議会・加藤壽六副会長)
②孤独死を防止するための取り組み、「安心カード」と緊急時名簿の作成(左近山団地管理組合協議会・柳田洋氏)
③資金不足で計画的に修繕工事が行えない?どうしよう(浜管ネット・田邊邦男副会長、技術者部会長)
④専有部・居住者サービスの提供/管理会社の取り組み(若葉台管理センター・大久保輝郎氏)
⑤横浜市の大規模団地の総合的再生への取り組み(横浜市建築局住宅部住宅計画課・山田暁央氏)
第2部は机を円卓にしてフリー討論。
千葉県からも人口11万人の大規模団地「海浜ニュータウン」で再生事業に取り組むNPOちば地域再生リサーチのスタッフからは「孤独死は見回りで防ぐことができた。未然に防ぐことが大切」と日常サービスでの経験談のお話いただきました。

会場となった若葉台団地は15管理組合約5,500戸+複数の賃貸マンションの計74棟からなるニュータウン。約1万7,000人が居住している 会場となった「若葉台地域ケアプラザ」は福祉保健活動や交流の拠点となる在宅介護支援施設
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標準管理規約の「コミュニティー規定」はマンション管理の基本

国交省、「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」の中で、「管理組合は財産管理団体故、標準管理規約でコミュニティー形成の項を設ける必要はない。コミュニティーは自治会や町内会に任せればよい」との趣旨の主張があるという。
管理組合団体である特定非営利活動法人かながわマンション管理組合ネットワーク(略称:神管ネット)は、以下の諸点からそれらの動きに反対の意思表示をしておく。
1. 管理組合は、財産管理団体であると同時に居住運命共同体である。
区分所有されたマンションは、新たな都市型居住形態の典型であり、そこには区分所有者の専ら居住に供する専有部分と合わせて区分所有者の共同生活部分でもある共用部分によって構成され、集住生活対象施設を生活者が共同で管理する「居住のための運命共同体」であり、管理組合は単に財産管理のみの団体ではない。
2. 民主主義の基本的手法でもある、①区分所有者全員による集会と②多数決決議による「合意形成」が管理の基本である。
  マンション管理は、何事も「合意形成」が基本であり、しかも区分所有者を主とする「直接民主主義」の社会的実践を前提としている。合意形成に際しては、意見を集約するための議論の訓練と人と人との「きずな」が大切であり、コミュニティー形成は、直接民主主義を前提とする管理組合にとって最も基本とすることである。わが国でマンション生活と管理組合活動の中で様ざまなコミュニティー活動が定着してきたのは、そのような背景があるからである。また、遅まきながら、改定標準管理規約にも業務条項として加えられた所以である。
3.マンション管理は、現代の「直接民主主義による住生活形態」の試金石である。
上記2の管理組合によるコミュニティー活動は、自治会や町内会によるコミュニティー活動を否定するものではない。マンション管理組合の業務としてのコミュニティー形成と自治会・町内会によるコミュニティー形成のための活動を、どのように共同し分担するかは、法律や規定で区分するものではなく、生活者の知恵と経験によるものであり、わが国で都市型居住形態としてのマンション生活とその管理方式が定着した今こそ、財産管理団体でもある管理組合に課せられた直接民主主義の命題である。
2012年12月
特定非営利活動法人 かながわマンション管理組合ネットワーク
特定非営利活動法人 横浜マンション管理組合ネットワーク
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2012.11.17 2012年度第1回管理組合交流・相談会

浜管ネットは11月17日(土)17:00~、石川町のかながわ労働プラザ9F特別会議室で2012年度第1回管理組合交流・相談会を行いました。当日は大雨・強風にもかかわらず、16人(7管理組合、1管理会社、浜管ネットスタッフ8人)が出席してくれました。
今回のテーマは「これからのマンション居住を考える~高齢化と相続問題をどう考えるか~」講師:江波戸威津雄氏(浜管ネット理事/アトラス野毛山元理事長)
次に参加者の所有マンションの現状について各々10分程度話をしてもらいました。
・築37年32戸。商業地区で賃貸化が7割と進み、なおかつ入退去が多い。理事は6人半数交代制だが、常になり手がいない。
・築18年174戸。大規模修繕工事を計画する上で修繕委員会を立ち上げようとしたが、委員長が決まらず、仮に理事長が兼務することになった。住民間で大きなトラブルはないが、理事会や総会の議事録、その他履歴類に関するものが集会所にはなく、管理員にすべてお任せで保管してもらっている…任せすぎな面に不安がある。
・築38年77戸(店舗・事務所を除く74戸がワンルーム)。2009年から自主管理に移行。2000万円あった未収金も解決した。
・築44年30戸。自主管理。住戸の半数が賃貸化されている。役員のなり手がなく、滞納者もいるが、マンション管理に対する意識がない。会計業務も持ち回りで横領された経験もある。
・築42年232戸。県住宅供給公社所有権留保付き長期分譲マンションで、築35年ではじめて管理組合を設立したが、高齢化による役員のなり手不足、滞納問題、孤立死の事件などあり。大規模修繕工事を計画中。
※区分所有者の高齢化と役員のなり手不足はどこのマンションでも困っており、国では第三者管理の議論が進んでいます。
外部管理の議論が進むことは、管理組合主導の管理組合運営を薦める浜管ネットの意義がなくなることであり、区分所有者で組織するべき「管理組合」がこれから生き残っていけるかという問題にもつながりかねません。
役員をやりたがらない住民は、マンション所有者としての魅力を感じておらず、停滞する管理組合運営を危惧している一部所有者に、組合活動に関する負担が偏らないようにする必要があります。
そのためにも、浜管ネットから各マンションの理事会等に出向いていくなど、いろいろな支援活動を考えていく必要があると感じました。(吉村順一浜管ネット副会長)
参加した管理組合からは積極的な発言があり、有意義な意見交換ができた
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2012.11.13 給排水給湯設備・共用専有部分同時施工

浜管ネット設備分科会は11月13日(火)18:00~、かながわ県民センター304号室で技術者部会・専門業部会合同セミナー第17回を行いました。
今回のテーマは「事例で学ぶ 給排水給湯設備(共用専有部分同時施工)の仕組みと改修工事」
事例:横浜市金沢区・マリンハイツ住宅(RC造3~5階建て・9棟・162戸)
主な工事内容:給水方式を受水槽・加圧ポンプ方式から直結給水へのシステム変更、屋内外共用給水管および専有住戸内の給排水給湯管の更新工事
セミナーでは設計・監理者(建物保全センター)が管理組合の取り組みと設備の仕組みを説明し、施工担当の建装工業が工事の流れ、材料メーカーを代表して積水化学工業が耐久性・耐震性・性能向上材料について解説を行いました。
(1113-1)
修繕委員会等、管理組合のしっかりした組織があってこそ難しい工事の合意形成ができると設計・監理担当の(株)建物保全センター・福市博臣氏
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共用・専有部分の同時施工とあって、工事の品質管理に加え、居住者対応にも特別の配慮が必要となる。建装工業(株)の現場代理人・佐藤宏二氏
修繕委員会等、管理組合のしっかりした組織があってこそ難しい工事の合意形成ができると設計・監理担当の(株)建物保全センター・福市博臣氏 共用・専有部分の同時施工とあって、工事の品質管理に加え、居住者対応にも特別の配慮が必要となる。建装工業(株)の現場代理人・佐藤宏二氏
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2012.11. 4 平成24年度 第4回CPDセミナー

CPD研修セミナー4回目は11月4日、相模原・相模台ハイツの「相模台ハイツ2012年度再生工事」の現場見学会を行いました。
工事概要:1971年竣工・RC造・5階建て・4棟・110戸
設計監理:NPO相管ネット、施工:(株)中島建設(外断熱改修担当:東邦レオ(株)、屋上防水担当:カスタージャパン(株))、工期:2012年月~2013年2月、総工事費:約2億6,000万円
今回工事のテーマは「メンテナンスフリー化」。外断熱改修やドイツ製の防水シートを取り入るなど、住生活における環境改善とともに12年~15年に行う大規模修繕工事をスキップする工法を選択しました。
メンテナンスフリーの課題はシールの劣化。いくら外断熱や最前線の工法を用いても、シーリング工事を施せばその部分からの劣化が否めません。そこでほとんどをノーシール工法で仕上げる計画のもと工事を進めています。
工事に至る経緯を説明してくれた管理組合理事長は「2回やる工事を1回で済ませる、足場をかける工事が30年40年先になる。建て替えはハードルが高いのだからおカネをかけて再生工事を行い、将来的な効果を選んだ」と話してくれました。
外壁は湿式外断熱工法(エコサーム工法)を採用。断熱材は50㎜ 外窓はアルミサッシの複層ガラス(カバー工法)で改修 25年無条件保証のポリフィン防水シート。パラペットからシートを敷設する
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2012.10.27 若葉台第10住宅第2期大規模修繕工事見学会

浜管ネット建築分科会Cグループは10月27日(土)13:30~、横浜・旭区の若葉台第10住宅管理組合の協力により、同住宅の第2期大規模修繕工事について現場見学会を行いました。
第10住宅の概要:1985年竣工・SRC造・4棟・13、14階建て・260戸
設計・監理:(財)若葉台管理センター、施工:(株)サカクラ
マンションの開口部は住戸内の窓、玄関ドアなどで共用部分に属し、改修工事を行う場合には一般的に総会の普通決議が必要です。
今回の工事は主に、外壁塗装、バルコニー床防水、換気口カバー等の交換、階段室床・共用廊下床のシート貼り替えなど。共用部分の照明器具のLED化、エントランスホールのグレードアップ(自動扉化、手すり設置など)も行いました。
見学会では実際に施工する様子を職人に実践してもらい、それを見学しました。統一した作業内容を示すことによって、品質管理の偏りがなくなるよう努めていることがわかりました。
若葉台第10住宅集会室で工事内容の説明を行った様子 エレベーターホールの内装工事。近年ビデオカメラ持参で撮影する参加者が増えている 工事見学会では、職人による作業を実際にみて、施工の内容を知ることができる
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2012.10.16 平成24年度 第3回CPDセミナー

平成24年度 CPD研修セミナーの3回目は10月16日、横浜・かながわ県民センターで行いました。テーマは「マンションの節電手法と課題」。
講師にはマンション管理士事務所「マネジメント・アシスト・オフィス」代表である祝(こおり)政法氏がマンションの電力契約の仕組みや節電の手法について、川管ネット副会長・セソール川崎京町ハイライズ管理組合理事長の相川洋明氏が同管理組合で行っている節電のための取り組み事例ついて講演しました。
祝氏によると、一般的なマンション共用部分の受電は低圧受電契約が多く、最も消費電力が多いのは夕方から朝にかけて使用する照明設備であるという。
低圧受電は(1)低圧電力(200v:動力用)(2)従量電灯(100v:照明用)の受電方法があり、マンションでは動力より電灯をよく使う傾向があるから(1)と(2)を合わせたおまとめプラン(低圧高負荷契約)に契約を変更する。
従量電灯契約では実際の負荷電流に見合った主開閉器に変更し、適正な契約電力量に変更することにより、毎月の基本料金の低減を図ることができるなど、マンション特有の節電手法を解説してもらいました。
相川氏のセソール川崎京町ハイライズ管理組合では早くからマンション共用部分の節電に取り組み、現在は取り組み当初の約50%の電気料金となったという事例紹介。
平成15年に高圧電力を季節別2型契約とし、約7.3%の電力費の削減。平成20年からの節電は(1)共用部分60Wの白熱灯を省エネ型蛍光灯(8W、12W)へ、100W水銀灯を22W省エネ型蛍光灯、LEDへ(2)自走式立体駐車場の蛍光灯を省エネ型電球に置き換え、利用時のみ点灯へ(3)玄関前、廊下、階段の照明器具569灯の省エネ化(4)省エネ型電球をLED化など。
管理組合が電気使用量の推移などをデータ化して把握し、できるところから改善していくというやり方で50%の節電が可能になりました。
マネジメント・アシスト・オフィス代表・祝(こおり)政法氏 川管ネット副会長、セソール川崎京町ハイライズ管理組合理事長・相川洋明氏
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2012.9.25 テーマは『マンションの開口部改修について』

浜管ネット技術者部会と建築専門業部会Bグループは9月25日(火)18:00~、横浜市中区の川本工業(株)8階研修室で技術者部会・専門業部会合同セミナーを行いました。
マンションの開口部は住戸内の窓、玄関ドアなどで共用部分に属し、改修工事を行う場合には一般的に総会の普通決議が必要です。
とはいえ、築年数による劣化で遮断性能、防犯性、操作性、意匠面の低下などの不具合が生じ、総会の開催を待つことができない状況の住戸もあります。
近年、窓や玄関ドアの交換によって省エネ化、グレードアップ化を図る管理組合も増えてきました。施工方法は「撤去工法」「カバー工法」に分けられますが、窓サッシの改修では住民が居ながら工事ができるカバー工法が多く採用されているようです。
開口部についてはどのような工法で、どのような効果が得られるかをポイントに選択するべきといえそうです。講師はYKK AP(株)東京改装支店の長田克也氏が務めました。
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2012.6.23 テーマは『管理組合の駐車場運営』

NPOかながわマンション管理組合ネットワークを実施代表とする神奈川県下マンション管理アドバイザー・相談員等CPD委員会は6月23日、横浜・かながわ県民センターで「管理組合の駐車場運営」をテーマに、平成24年度第1回マンション相談員等のCPD研修セミナーを行いました。当日は管理組合役員、マンション管理士、建築士等約50人が参加しました。
基調報告は山本育三氏(神管ネット会長、浜管ネット会長)が講師を務め、マンション駐車場の設置状況と運営の歴史的経緯にはじまり、駐車場設置率と利用者の決め方、空き問題、機械式のメンテナンス費用、駐車場収入の使い道などをまとめて解説。また直近の国税庁の見解についても説明。第3者への賃貸契約は区分すればその分だけ課税対象、区分しなければ全収入が課税対象、一時的な第3者への賃貸は非課税となっている旨を説明しました。
続いて行われたのはパネルディスカッション。順番性から抽選制にして合理的な使用料に改定した例、機械式駐車場を撤廃した例、駐車場運営専門会社に一括貸出(サブリース契約)しようと検討中の例など、管理組合役員や管理会社スタッフらが報告しました。
今回は、外部貸し駐車場が課税対象になるかどうか国税庁の見解が出たことから開催したパネルディスカッションだけあって、税金関係の質疑が多かったようです。
パネリストは右から山本育三氏、秋元政志氏、山口和夫氏、東要氏。左から司会の吉村順一氏、コーディネーターの北見義紀氏 パネルディスカッションに先立って基調報告をする山本育三会長 当日は50人を超える人が参加。質疑応答には税金関係のものが多かった
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2012.6.5 第2回マンション・クリエイティブリフォーム賞

(般社)マンション計画修繕施工協会(MKS:坂倉徹会長)は6月5日、東京・大手町サンケイプラザにて第4回定時総会と、併せて懇親パーティーを行いました。
懇親パーティーの前段で、同協会が創設した第2回マンション・クリエイティブリフォーム賞の表彰式が行われ、下記の通り浜管ネットからの受賞者が表彰台に上がりました。
マンション・クリエイティブリフォーム賞
なぎさ団地住宅(神奈川県・横浜市)
工事名:なぎさ団地住宅住戸内給排水・給湯管その他工事
発注者:なぎさ団地住宅管理組合
設計者:有限会社トム設備設計(浜管ネット技術者部会)
施工者:建装工業株式会社(浜管ネット専門業部会)
【評価のポイント】
給排水管の改修工事において、下階天井裏に上階の排水管が敷設されるという、これまでにも問題となっていた配管径路を専有部内で完結させる床転がしに変更する工事と合わせて、高層階における配管更新工事で断水及び工事期間を短縮させる1系統について3グループ同時に施工するという方式が評価された。
詳しくは下記MKSホームページ参照。
http://www.mks-as.net/upload/news/2012-5-9/nagisa.pdf
MKS定時総会の様子 マンション・クリエイティブリフォーム賞の授与式 賞状を受けるトム設備設計の町田信男さん(浜管ネット技術者部会)
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2012.6.2 第18回通常総会、無事終了

浜管ネットは第18回通常総会を6月2日、ハウスクエア横浜セミナールームBで行いました。当日は議決権総数134のうち、出席・委任状82をもって定款27条の定足数に足り、2011年度事業報告・決算報告、2012年度事業計画・収支予算などの議案も滞りなく審議が進み、無事終了しました。
総会後は、日本マンション学会会長、千葉大学工学研究科教授の小林秀樹氏による記念講演「長く住み続けられるマンションと団地を目指して」を行いました。
小林先生は、高齢者福祉、子育て支援など地域の拠点としてマンションの活用があると指摘。①福祉の拠点づくりはマンションを暮らしやすくする②地域が活性化すればマンションの資産価値も高まる③地域社会の拠点として自治体とのさまざまな連携がとれやるくなる、といったメリットなどについて話してもらいました。
2012年度事業計画をする山本育三会長 会計報告・2012年度予算を説明する吉村順一副会長 今年度総会の記念講演には日本マンション学会の小林秀樹会長にお願いした
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2012.5.26 マンション学会北海道大会

日本マンション学会は5月26日27日、札幌市の北海道大学工学部で2012北海道大会を行いました。メインシンポジウムのテーマは「被災マンション復興支援のための法制度改革を巡って」です。
今大会では、第1分科会で浜管ネット・田邉邦男副会長が「神奈川地区の被害実態と補修取組み状況―横浜市を中心として、被害実態と今後の震災に対する取組み―」と題して昨年浜管ネットで行ったマンション被害調査、「浜管ネット震災フォーラム」等の取組みを報告しました。
翌27日の第7分科会では田邉副会長は「超高層マンションの維持管理」と題して技術者の立場から超高層マンションの長期修繕計画と修繕積立金の考察を説明しました。
27日第8分科会には浜管ネット・山本育三会長が政令指定都市におけるマンション施策について、行政へのアンケート結果をもとに報告を行いました。
その他の分科会で勉強になったのは、26日の第4分科会。マンショントラブルの解決策のひとつとして、ADR(裁判外民事紛争解決手続き)をいかに活用していくかという報告です。
浜管ネットもマンション管理専門のNPOとして将来的には、マンション紛争にADRを取り入れた仕組みづくりを考えていかなければならないと思いました。
26日今大会メインシンポジウムでのパネルディスカッション 26日第1分科会、27日第7分科会で報告する田邉邦男浜管ネット副会長 27日第8分科会で報告する山本育三浜管ネット会長
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2012.5.17 技術者部会・専門業部会全体会議

浜管ネット技術者部会(田邉邦男部会長)と専門業部会(井上幸雄部会長)は5月17日(木)17:00~、横浜国際ホテルで合同全体会議を開き、23年度活動報告、24年度活動計画案などを説明しました。
技術者部会・専門業部会は建築分科会A~Eの5グループ、設備分科会A、Bの2グループ構成し、グループごとに管理組合向けセミナー、工事見学会などさまざまなイベントの企画、開催を実施します。
また24年度は、浜管ネット主催での建築・設備両分科会合同プロ向けセミナーや勉強会の企画、開催を実施する予定です。
あいさつをする田邉邦男・技術者部会部会長 専門業部会・井上幸雄部会長は23年度活動報告、24年度活動計画案などを説明
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2012. 5.16 テーマは『共用部扱いで行う在来浴室の改修』

浜管ネット設備分科会は5月16日(水)18:00~、横浜市中区の川本工業(株)本社会議室で技術者部会・専門業部会合同セミナー「第17回マンション設備改修シリーズ・共用部扱いで行う在来浴室の改修」を行いました。
講師と講演タイトルは以下の通り。技術者部会・伊藤和彦氏『設計者から見た浴室改修の問題と方法』、専門業部会・服部勝則氏『施工事例のご紹介』、高橋豊氏『環境配慮型FRP防水システム』、専門業部会・冨岡祐嗣氏『ユニットバス改修工法及び新技術』。
今回セミナーの大きな題材は、「スラブ下配管」の排水管の浴室改修についてです。排水管が自分の内の床下のコンクリートスラブを突き抜けて階下住戸の天井裏に配管されているスラブ下配管の場合、階下住戸との同時工事が必要で、戸別のリフォームでは対応できません。
配管だけでなく、排水口を取り替えようとすると防水層が切れてしまい、その結果浴室の防水と浴室仕上げまで、全ての改修が道づれとなり、多額の費用と生活の支障が生じてしまいます。
今回のセミナーでは、管理組合が共用部扱いをして行った施工事例や、新しい防水工法やユニットバス工法など、新しい技術によってスラブ下からスラブ上に更新する例を取り上げました。
なぜ排水管をスラブ上に更新するのか、基本的な仕組みから解説する技術者部会の伊藤和彦氏 配管経路図や写真をたくさん使って事例紹介をする川本工業の服部勝則氏
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2012. 4.23 電気料金値上げ、東電に撤回を申し入れ

首都圏の分譲マンション管理組合4団体(下記参照:総計868管理組合、122,393戸)は4月23日、東京電力株式会社西澤俊夫社長あてに高圧受電施設を持つ中・大規模マンション共用部分に対する電力料金の平均17%値上げの撤回申し入れを行いました。
またNPO神管ネット傘下のNPO川管ネットも会員大規模マンション6管理組合約3,700戸が東京電力に値上げ反対の申し入れをすることが決まっています。
東電に対しては企業からの反対があり社会的な問題となっていますが、マンション管理組合団体は「利益を目的とする企業と生活の拠点であるマンション共用部を同一基準で値上げすること」自体が、「消費者の立場を考慮しない電力会社の体質」と批判しています。
首都圏の分譲マンション管理組合4団体
NPO日本住宅管理組合協議会 176組合 46,096戸
NPO集合住宅管理組合センター 332組合 17,500戸
NPO埼玉県マンション管理組合ネットワーク 80組合 8,260戸
NPOかながわマンション管理組合ネットワーク 280組合 50,537戸
首都圏4マンション管理組合団体の東電への申入書
(クリックすると大きくなります)
4月23日、4団体の代表者が東電に申し入れを行った
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2012. 4. 9 ―第三者管理は例外的措置の明確化を―全管連、高管協と連名で意見書

NPO全国マンション管理組合連合会(全管連・穐山精吾会長)は、管理会社の業界団体である(社)高層住宅管理業協会(高管協・黒住昌昭理事長)と連名で「管理規約の改正等に当たっての管理組合財産保護に関する意見書」を前田武志・国土交通大臣に提出しました。
国土交通省では1月から「マンションの新たな管理ルールに関する検討会」(座長・福井秀夫/政策研究大学院大学教授)を設置しています。
従来の区分所有者が管理組合の役員になって理事会(執行機関)を構成するという管理組合理事会方式ではなく、区分所有者ではない第三者である専門家が役員になる第三者管理方式などの検討を行っているのです。
これに対して、全管連と管理協は下記の通り、1.専門家の役員活用は「例外的措置」であること、2.個人である専門家の役員活用で管理組合財産の保全を担保する制度の必要性について連盟意見書を出しました。
4月9日、霞が関の国交省・幹部会議室で行われた第4回検討会
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2012.3.11 南部地区交流会

浜管ネットは3月11日、グランフォーレ戸塚ヒルブリーズ管理組合集会所「コモンハウス」で南部地区の管理組合交流会を行いました。
管理組合関係者14名(9管理組合)+グランフォーレ戸塚ヒルブリーズ管理組合7名+防災委員4名+吉田町消防団1名+浜管ネット関係者7名+住宅新報社から取材1名の合計34名が参加。
当日は東日本大震災の被災者に向け、全員で黙とう。第1部ではグランフォーレ戸塚ヒルブリーズ管理組合の災害時対応マニュアル作りの基本方針や内容を講演、第2部を交流会としました。
交流会では参加したマンションの防災委員会や防災訓練をどうしているか、コミュニティー形成のあり方での工夫は?などといった情報交換がありました。
ユニークだったのは各マンションによって、自治会費を管理費と一緒に徴収しているところ、棟別の長が現金で戸別に徴収しているところなど、さまざまであることでした。
また、管理組合理事長と違って自治会長は長く務めるべきという話になりました。「地域では5年くらい経ってやっと発言権が持てるようになる程度。自治会長は地域の顔になってもらうほどでないとマンションにメリットはない」という意見もでました。
東日本大震災当日のグレンフォーレの状況写真をスライド上映 グランフォーレの防災備品を陳列
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2012.2.25 北部地区交流会

浜管ネットは2月25日、港北ニュータウン・イオ管理組合集会所「イオハウス」で北部地区の管理組合交流会を行いました。
管理組合関係者22名(11管理組合=7会員、4非会員)+講師や浜管ネット関係者14名の合計36名が参加。
当日は764戸の大型マンションの大規模修繕工事(港北ニュータウン・イオ)、駐車場を機械式から自走式にリニューアル(港北ファミールハイツ)、放置自転車の無料回収(NPOサンライト共生物流機構)について発表がありました。
第2部では、大規模修繕工事、駐車場、放置自転車の3コーナーに分かれてフリートーキングを行いました。
大規模修繕工事では、「タイルの浮きが当初に見込まれていた数量と大きくずれ、実費清算となった場合の対応や診断者の責任は?」、駐車場では「自走式駐車場へのリニューアルでコンサルタントはどのように選んだのか」、放置自転車では「無償で回収するのは海外(途上国)への輸出等第三者による再利用を促進しているから」などという質疑・発言がありました。
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2012.2.4 中央地区交流会

浜管ネットは2月4日、アトラス野毛山で管理組合交流会を行いました。
会場のアトラス野毛山集会所は、旧野毛山住宅(昭和31年竣工・5棟・120戸)。
2006年、横浜市ではじめて建替え円滑化法を適用した建替組合が認可され、翌年着工。2008年建替え工事を完了したマンションです。
今回は建替え後のマンションのコミュ二ティー、つまり旧所有者と、若い世代の所有者とが、どうやってうまくやっていくかということについて、話をしてくださいました。
でも、やはり「人」ですね。旧住宅とか、新所有者とか、そういうのを受け流してみんなで住みよいマンションにしなければいけません。
アトラス野毛山にはそういう「人物」いるということがわかりました。
集会室で参加者に講演いただいている自治会長 1980年、平沼邸建設時に設置された石垣 マンション内にも石の灯篭など、明治時代の建築物を残している
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2011.11.25 給排水管の更生工事セミナー「仕組み・傷む場所・改修基本事項・工法」

浜管ネット設備分科会は11月25日、かながわ県民センター403号会議室で技術者部会・専門業部会合同セミナー「第16回マンション設備改修シリーズ・給排水管の更生工事 仕組み・傷む場所・改修基本事項・工法」を行いました。
セミナーの筆頭は技術者部会の町田信男氏。マンションの給排水設備全般の仕組み、傷む場所、基本的な改修事項、改修工法の種類について説明してもらいました。
次いで、給水管更生(NT工法)、排水管更生(Re-FLOW工法)について、日本設備工業(株)、(株)東京ライニングが技術的な説明を行った。
町田氏のいうコンサルタントが更生工事を採用するケースとしては、次のとおり。
1.専有住戸内配管で、給水管のみ劣化した場合
(給湯・排水他の配管と一斉に更新するまでの延命策)
2.管理組合が、更新と校正を基本計画で比較検討した結果、更生を選定した場合
質疑応答に応える町田氏。更生工事の選択肢は配管の劣化状況以外の、そのマンションのいろいろな条件をもとに検討するべきだと語る 当日は多数の参加者があり、給排水管ライニングのメリット、デメリットを聴いた
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2011.11.9 23年度第2回CPD研修セミナー「マンションの居住性向上と長期修繕計画」

11月9日、かながわ労働プラザ4F第3会議室で浜管ネット建築Cグループが技術者部会・専門業部会合同セミナー「マンション改修工事の資金計画」を行いました。
まずは「長期修繕計画に伴う改修工事の資金計画の現状と課題」と題して(株)IK都市・建築企画研究所の小島孝豊・1級建築士が説明しました。
次に「資金不足を公的資金で補うケース」を浜管ネットの髙森愼司理事が住宅金融支援機構の共用部分リフォームローンを説明し、逆に「資金不足を民間金融機関で補うケース」として三菱電機クレジット(株)の中川靖之氏が民間を利用する場合のメリットを紹介しました。
金利などは支援機構にメリットがありますがが、申込書類など申込条件や手続きなどでは民間金融機関に利があるようで、それぞれを比べてその時の工事に適した資金計画を立てる必要があります。
最後に「工事の一部をリース活用するケース」をJA三井リース(株)の押野智宏氏がリースによるマンション共用設備の交換・導入システムを紹介。管理組合が希望する設備をリース会社が購入して、それを管理組合に長期間貸与する仕組みです。リース対象設備は共用部分のエントランス自動ドア、LED照明、太陽光パネル、給水ポンプ、地デジアンテナ、玄関ドア、サッシ、エレベーター、駐車場設備等。リース期間が終了すれば、所有権は管理組合に無償譲渡されるとしています。
資金調達について述べる髙森浜管ネット理事
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2011.10.14 23年度第2回CPD研修セミナー   マンションの居住性向上と長期修繕計画」

10月14日18時30分~、かながわ県民センターで「マンションの居住性向上と長期修繕計画」と題して平成23年度マンション相談員等のCPDセミナーを行いました。
主催はNPO神管ネットで、今回は講師に浜管ネット副会長で技術者部会部会長の田邉邦男氏が務めました。
高経年マンションの長寿命化をいかに図るか―それはキチンとメンテナンスをすること、陳腐化する設備機器を今に対応させること、将来を見越した資金計画をたてることなど、「現在住宅が余る状態になってきている。これからはマンションの質が問われる」「若い人にも魅力あるマンションづくりをしていかなければならない」ということです。
資金計画は裏付けが必要です。グレードアップでおカネのかかるサッシや玄関ドアの取り替えなど、特別修繕積立金として別会計にして貯めていく等、長命化のための工夫をしていくことも必要だと話していました。
講師を務める田邉技術者部会・部会長 プロジェクターで写真を使って説明
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2011.10.1 「逃げる」を考える

かながわ労働プラザ第6会議室で、「『逃げる』を考える」と題して技術者部会・専門業部会合同「建築Bグループ」セミナーを行いました。
マンションの避難通路、隣戸避難板(隔壁板=パーテーション)、避難ハッチ(はしご)は、本当に地震が起こったときに逃げられる状態になっているでしょうか。
大規模修繕ではパーテーション、避難ハッチ等は付属的な部材(建築二次部材)ですが「これがさびているから避難通路が遮断されていた」等の理由で交換することもあります。
パーテーションは隣戸との境目・目隠し壁ですが、災害時にそれを蹴破って逃げられる避難路としての役割があります。大規模修繕工事の際には、経年による割れが生じた個所のひり替えを行います。
避難ハッチはベランダからの脱出の役割があります。しかし、維持管理をしていないマンションでは底板も開かないほど錆びてしまっているマンションもあるようです。
ステンレス製に変えるといった改修事例もあります。
その他の建築二次部材では、壁面ダンパー付ガラリの改修、バリアフリースロープ化、廊下・階段への発光部材の導入、誘導表示の改修など、マンションでは災害から「逃げる」ことに関して、さまざまな部材が使われているため、その管理も必要といえるでしょう。      技術者部会・専門業部会「建築Bグループ」
建築部材等を説明するモアプランニングスの尾崎氏 雨や水によって、滑りやすい床と滑りにくい床の体験 およそ30秒でできあがるワンタッチ携帯トイレの説明
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2011.8.30 震災後の大規模修繕

かながわ県民活動サポートセンター402号室で技術者部会・専門業部会合同のマンション改修セミナー「どうなるのか?震災後の大規模修繕工事」を行いました。
東日本大震災後、材料の調達や作業員の確保、工事費用への影響はどうなるのかがメインテーマです。
まず、今秋実施される修繕工事での材料、作業員等の不足による弊害はなさそうです。ただし、いずれも震災復興の本格化によって首都圏への影響が出る可能性は考えられるとの説明でした。
工事費用の面では、今後の復興によって可能性のある材料・作業員等の需要と供給のバランスが崩れることはもとより、震災以前からの問題である原油高の影響、今後懸念される消費税アップも考慮に入れなければならないようです。
今のところ首都圏の大規模修繕について、震災の影響は多くないようですが、被害にあって補修しなければいけないマンション、玄関ドア等の耐震工事を行うマンションなど、修繕の優先順位が変動することもありそうです。
前述の震災以外の要因も考慮しながら工事計画を立てる必要があるといえるのでしょうか。
技術者部会・専門業部会「建築Aグループ」
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2011.7.21 震災フォーラム

浜管ネットが挑んだ大きなイベント。馬車道の関内ホールに230人が集まりました。
東日本大震災の被災状況、液状化被害、その日のコミュニティー、「建物」「設備」の今後の対策など、専門家が講師にあたりました。
液状化のメカニズムを解説する関東学院大学・規矩大義教授
浦安での被災者として、マニュアルより、組織図より、「災害が起こったときにはそこにいる人が何とかしなければ」と話す廣田信子氏 躯体損傷度の判断について解説する星川晃二郎氏・浜管ネット技術者部会 給水、排水、ガス、電気、消防、エレベーター、情報通信等の設備の地震対策を話す町田信男氏・浜管ネット技術者部会 大震災の影響で首都圏の大規模修繕工事にどのような影響があるかについて話す高木正彦氏(カシワバラ・コーポレーション)・浜管ネット専門業部会
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2011.7.16 サポートセンター特別企画、新任役員研修会

7月16日、横浜市建築局、横浜市マンション管理組合サポートセンター主催によるマンション管理基礎セミナー(新任役員研修会)を横浜市開港記念会館で行いました。
横浜市マンション管理組合サポートセンターは横浜市と下記の5団体で構成されています。
・横浜マンション管理組合ネットワーク
・日本住宅管理組合協議会神奈川県支部
・神奈川県マンション管理士会
・首都圏マンション管理士会神奈川支部
・建物ドクターズ
当日の内容は、区分所有法や標準管理規約、理事会の運営と役員の役割、滞納管理費の回収等で、マンション管理センターの廣田信子氏、弁護士の高橋健一郎氏などが講師にあたりました。
  当日は9時25分から16時50分まで丸1日。約100人が聴講した
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2011.6.10 電気設備と水回り設備改修の基礎知識

6月10日、かながわ県民センター403号室で「電気設備と水回り設備改修の基礎知識」をテーマに技術者部会・専門業部会合同セミナーを行いました。
電気設備のしくみと点検・診断については設計の井田洋一郎氏と、(株)太平エンジニアリング・小川孝貴氏。
水回り改修工事の流れは伊藤和彦氏、水回りの漏水について(株)シーライフの大塚康次氏が説明を行いました。
管理組合等約35人が参加。
設備の配管・配線は建物の中に隠れて劣化がわかりにくいもの。こうしたセミナーに少しでも参加者が増えてほしいものです。
設備改修の進め方を解説する伊藤和彦氏
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2011.6.4 第17回通常総会開催

6月4日、ハウスクエア横浜4Fセミナールームにて、第17回通常総会を行いました。
2011年度の主な事業計画は次の通りです。
(1) 会員管理組合向けのより積極的な支援活動
(2) 国土交通省「マンション再生環境整備事業」の展開(神管ネットの一員として申請中)
(3) 組織・運営の強化と財務の健全化
(4) 各部会活動、相談業務等の推進
(5) 広報委員会の設置とホームページの充実
(6) 横浜市、マンション管理士会等との共同・協働による連携活動
山本育三会長による会長あいさつ 記念講演として全管連・穐山精吾会長により、標準管理規約改正についてお話をいただきました 総会後は交流会を開催。この席で新任役員を紹介しました
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2011.5.18 専門業部会全体会議

浜管ネット専門業部会(井上幸雄部会長)は5月18日(水)18:00~、ロイヤルホールヨコハマで全体会議を開き、22年度活動報告、23年度活動計画などを発表しました。
23年度も建築分科会はA~Eまでの5グループ、設備分科会はA、Bの2グループ構成でセミナー、工事見学会などさまざまなイベントの企画、開催を実施します。
22年度の新規加入は14社で、団体賛助会員の合計は94社となります。
会議はロイヤルホールヨコハマで開いた 全体会議の後には浜管ネット役員などを招いて懇親会を開いた
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2011.5.12 大規模修繕後の保証とアフター

浜管ネット技術者部会・建築専門業部会Eグループは5月12日(木)18:00~、JR石川町駅徒歩3分にある川本工業(株)8階研修室でセミナーを行いました。
今回のテーマは、大規模修繕工事の性能保証とアフターサービスについて。
過去の事例を紹介しながら、講演と関係者のパネルディスカッションにより問題点を整理し、管理組合に役に立つ情報の提供、解説を行いました。
工事完成後の性能(品質)保証は、工事契約時に使用する材料・工法・施工について施工業者やメーカーなどが工事種別に一定期間を保証するもの。
アフターケアは保証期間中、工事種別に1・3・5・7・10年目の定期点検(工事契約や内容により異なる)があります。
何か問題が生じた場合にすべて業者に面倒を見てもらえると考える管理組合もあります。
どこまでが保証対象か、どのような補修工事がなされるのかを理解しておくことが必要でしょう。
当日の会場風景
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2011.5 15周年記念ガイドブック発行

浜管ネットの設立15周年を記念して組織の概要をまとめたガイドブックを作成、発行しました。
内容は、会員管理組合等の便覧、活動状況や管理組合支援事業の内容、浜管ネットの年表などです。
ご覧になりたい方は、事務局までお問い合わせください。

【(ガイドブック)A4判。約160ページ。)】
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2011.4.24 大規模修繕工事見学会を実施

4月24日13:30~西昭会館で、西区平沼のアール・ケープラザ横浜Ⅱ管理組合に協力をいただき、工事見学会―入居後初めての大規模修繕工事と管理組合の取り組み―を行いました。 管理組合の取り組みとしては理事長により、修繕委員会の設置、コンサルタントとの契約、施工業者の選定などについて話してもらいました。
続いて、コンサルタントの長友秀信さん、施工者の相鉄建設さんから工事の内容について説明がありました。
一通り工事の説明をした後、マンションに移って現場を見ながら、より具体的な解説をしてもらいました。
工事概要
工事名/アール・ケープラザ横浜Ⅱ第1回大規模修繕工事
建物概要/SRC造11階建・1棟・70戸・平成9年10月竣工
設計・監理者/浜管ネット技術者部会・長友秀信
施工者/相鉄建設(株)
工事内容/足場仮設、躯体補修、シーリング、高圧洗浄、外壁等塗装、鉄部等塗装、防水等改修、その他工事
工期/平成23年3月1日~7月20日(予定)
現場説明をする施工会社のNB建設の戸田統括所長 見学会当日は日曜日で作業は休みだが、実際の騒音やほこりを参加者に実感してもらうため、浮きタイルの撤去作業をしてもらった 足場は隣接するマンションの敷地も借用しなければならない。こうした立地条件から、2つの管理組合ではお互いの工事に協力し合うといった内容の「確約書」を作成している
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2011.4.23 マンション再生法セミナー

神管ネット(浜管ネット含む)が所属するNPO全国マンション管理組合連合会(全管連)では昨年4月、構成する19団体が連名で「マンション再生法(仮称)」の制定を提言しています。
今回のセミナーは4月23日18時~かながわ県民センター301号で、提言の中心として活動する山本育三・神管ネット兼浜管ネット会長がマンション再生法の背景や理念、法の概要、再生(改善)事例等を紹介しました。
山本会長はこれまでも仙台、大阪、京都、千葉、北海道でマンション再生法提言を周知するセミナーの講師を務めています。
マンション再生法は、新規供給や建て替えを重点とする現在の住宅政策に対し、「再生」を視野に入れた住宅ストックの「長期使用促進のための法的整備」です。
マンション再生法の制定によって、「耐震化」「バリアフリー化」「省エネ化」等、住宅ストックを生かしながら、社会的なニーズに合わせた「改善による再生」が期待できます。
マンション再生法の背景と理念、提言の概要を説明する山本会長
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2011. 3.9 全管連集会、再生へのムーブメント

浜管ネットが属する全国マンション管理組合連合会(全管連)は3月6日14時~、参議院議員会館で「マンション再生法制定をめざす議員集会」を開きました。
今国会(第173回国会)の審議中でありながら、三井・国土交通副大臣、川内・前衆議院国土交通委員長、辻・老朽化マンション・団地対策を講じる議員連盟会長、中村・前法務大臣政務官、菅・自民党マンション問題ワーキングチーム座長、柿沢・みんなの党政策調査会副会長に出席してもらいました。
18時30分からは日本教育会館707号室にて、一般参加を含めた「マンション再生法制定をめざす全国集会」を行いました。
ここでは山本育三・神管ネット、浜管ネット会長がマンション再生法の趣旨説明を行いました。
建て替えはマンション再生とは言えない!
たった30年で老朽化と呼ぶお国の考え方に「もの申す」と立ち上がった「マンション再生法制定をめざす集会」です。
マンションにお住まいのみなさんに興味を持ってもらいたいムーブメントです。
参議院議員会館B101会議室にて谷垣・全管連事務局長より説明 管・義偉衆議員議員は自民党マンション問題ワーキングチーム座長 一般参加の全国集会では、全管連省エネ・再生委員である山本育三・神管ネット、浜管ネット会長がマンション再生法の趣旨を説明
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2011.3.5 省エネセミナー

浜管ネットは3月5日、かながわ県民活動サポートセンター会議室305で技術者部会・専門業部会合同セミナーを開きました。
テーマは「知ってほしい!!快適な暮らしをするために―最近のマンションエコ改修の問題点と対策―」。
講師は内田修司氏(デルフィ設計)、柳原優一氏(YKK AP(株))、森川敬介氏(田島緑化(株))、飯田善計氏(田島ルーフィング(株))で、部会合同の建築Dグループがセミナーの主催を担当しました。
内容はサッシ改修し断熱効果を高めたが「結露」という問題が生じた事例を元に柳原氏が結露対策を、屋上緑化と太陽光発電を有効使用について森川氏と飯田氏が注意点、対策、解決法などをわかりやすく解説しました。
省エネ改修は、サッシ等開口部の断熱性能アップ、緑化、太陽光の利用、外断熱改修、LED等照明器具の見直しなど多様であるが、メーカーや施工会社からの情報収集は必要不可欠

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2011.1.14 浜管ネット新年会

1月14日、横浜中華街の招福門で浜管ネットの新年会を行いました。 当日は約100人が出席。今年は設立15周年ということもあって、浜管ネットのガイドブックを作成する計画もあり、例年以上に日ごろの活動もがんばっていこうと杯を取り交わした日になりました。

新年の始めは山本育三会長の念頭の辞から 神管ネット・向井邦良副会長から来賓代表のあいさつ 浜管ネット専門業部会の井上幸雄部会長のあいさつ 乾杯は大西芳幸理事の音頭で
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2010.11.27 高経年・高齢化テーマにパネルディスカッション

11月27日(土)、技術者部会と専門業部会Cグループはハウスクエア横浜4Fセミナールームで「どうなる!高経年マンション」と題して合同セミナーを行いました。
平成21年度横浜市調査によると市内のマンションストックのうち、築30年以上(1980年以前)の管理組合は全体の約11%、戸数別では19%を占め、戸数別の全国データ(14.8%)よりも高経年化の率が高いことがわかっています。
当日セミナーは、第1部で浜管ネット常務理事の阿部一尋氏が「高経年マンションの現状と課題」をテーマに基調講演を行いました。管理運営分野の主な課題点は、高齢化による区分所有者の経済状況の低下・健康問題・一人暮らしの増加、駐車場借り手減少による組合資金への繰入減・滞納の発生など多数。建物修繕分野においても、防水や外壁塗装のかぶせ工法の繰り返しに限界がある等の問題点が浮き彫りになってきています。
こうした阿部常務の前提を踏まえて第2部ではパネルディスカッション形式で、管理組合・設計事務所・管理会社・工事会社による参加型の意見交換・質疑応答としました。
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2010.11.23 築32年目の大規模修繕と電気改修工事

11月23日(火・祝)、築32年目の第3回大規模修繕工事と電気幹線改修を行っている横浜・港南区の野庭団地第十住宅管理組合(1998年竣工・SRC造10階建・2棟・260戸)で、工事見学会を開きました。
設計・監理:(株)岡田建築設計事務所
施工:(建築工事)建装工業(株)、(電気工事)パナソニック電材システム(株)
高経年マンションの機能向上の工事項目として一般的な大規模修繕項目のほかに行った工事内容:
◆建築工事
1.全戸玄関ドアの交換
2.エントランス改修:段差解消、仕上げ改修、出入口の自動ドア化、ひさし改修
3.バリアフリー化工事:エントランス・EVホール・廊下・集会所の段差解消・スロープ設置等
4.金物交換:廊下エキスパンションジョイントの交換
◆電気工事
1.住戸電気容量アップ:最大30A→60A
2.照明器具交換:エントランスをLED化、外灯を省エネ器具に交換
工事期間:2010年7月15日~2011年2月28日
築年が古くなれば一般的な大規模修繕の項目だけでなく、電気幹線など多くの項目が改修対象になってくる 段差解消やスロープの設置など、高齢化に配慮したバリアフリー化工事には参加者からも注目が集まった
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2010.11.6~12.4 管理組合地区別交流会
            《国土交通省マンション等安心居住推進事業 補助事業》

横浜市内を4地区に分け、管理組合の交流会を国土交通省の補助のもとに企画しました。
中央地区(神奈川区、西区、南区、中区、鶴見区)
実施:11月6日(土)16:30~19:30
会場:かながわ県民センター305号室 
南部地区(磯子区・戸塚区・港南区・栄区・金沢区)
実施:11月14日(日)13:30~16:30
会場:ウィリング横浜(上大岡)901号室大会議室

「マンションの活動に参加しよう」

「あなたのマンションで抱えている問題は何ですか」
西部地区(保土ヶ谷区・旭区・瀬谷区・泉区)
実施:11月28日(日)13:30~16:40
会場:若葉台地域ケアプラザ2階多目的ホール
北部地区(青葉区・都筑区・港北区・緑区)
実施:12月4日(土)13:30~16:30
会場:ハウスクエア横浜4FセミナールームB

「高経年マンションのより長寿命化と再生、活性化」

「みんなで考えませんか、これからのマンション管理」
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2010. 10.23 排水配管の改修工事

NPO浜管ネットは10月23日(土)、かながわ県民センター403会議室で、第14回マンション設備改修シリーズ「排水配管の改修工事」をテーマに技術者部会・専門業部会合同セミナーを行った。 排水管に不具合の劣化を放置しておくと、管に穴があいて漏水につながったり、埋設管については木の根などの詰まりによる漏水や地盤沈下につながる。 セミナーでは、技術者部会の石川裕子氏、専門業部会の荏原テクノサーブ、大神設備工業が、排水管の使用管種 ・ 建物内部排水管更生工事 ・ 建物外部埋設・排水管更新工事などについて、紹介を行った。
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2010. 10.16 2回目大規模修繕と機能向上

NPO浜管ネットは10月16日(土)、新川崎グランドハイツ(築26年・5階建て・70戸)で大規模修繕工事見学会を行った。 浜管ネット専門業部会のシンヨー(株)が管理組合から元請けとして受注する責任施工方式。下地補修、屋上防水の保護、鉄部塗装、外壁改修といった一般的な工事のほか、マンションの機能向上項目として、全戸のサッシ交換とペアガラスの導入(断熱性向上)、玄関ドアの交換、内階段壁面の断熱塗装等の工事を行った。
大規模修繕委員会の委員長が今回工事の留意事項を説明 屋上防水の保護塗装を見学。参加者は20人弱 内階段壁面の断熱塗装について説明
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2010.9.13 高経年マンションの設備再生<神管ネットCPDセミナー>

NPO浜管ネットは9月11日(土)、かながわ労働プラザ 第5.・6会議室で『気になる環境・省エネ・コストの問題』をテーマに「知らなきゃ損する!?マンション改修」シリーズを行いました。 内容は ①照明器具をLEDに交換したら、省エネ・コストは? ②この暑い夏!これから寒い冬!遮熱塗料や断熱塗料にしたらどう変わる? 講師は、技術者部会から(株)英綜合企画設計の島村利彦氏、専門業部会から(株)ラクシーの杉本直樹氏、(株)ダイフレックスの小関晋平氏が担当しました。 <LEDを導入した住民の声> ・節約のために消灯していたが、LEDに替えてからは電気代を気にせずに一日中点灯できる ・電球代と対応年数を考慮して、いろいろな種類の電球を検討した結果LEDが一番経済的だった ・高所の交換を3カ月に1度はしていたため、経費がかなりかかっていたが、LEDに替えてからは解消できた ・エントランスが暗く、壁の時計も見えない状態だったが、広角タイプのLEDにしたため、壁が明るくなり時計も見えるようになった ・紫外線の放出が少なく、虫が寄り付かなくなった 遮熱塗料については、「塗料の顔料で使用する黒(カーボン)が最も熱を吸収する」ことから、黒を使わずに複数の色で調色するものが高反射塗料となります。 自動車のばい煙はカーボンを含み、汚れが反射率を下げるとも。 その他、外断熱、屋上緑化についての話がありました。
労働プラザの一番大きな部屋を使って、100人以上が集まりました。 マンションの設備改修の概要を説明するトム設備設計の町田信男氏 建装工業(株)関隆夫氏 川本工業(株)富沢一則氏
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2010.9.11 知らなきゃ損する!?シリーズ 今回は省エネ

NPO浜管ネットは9月11日(土)、かながわ労働プラザ 第5.・6会議室で『気になる環境・省エネ・コストの問題』をテーマに「知らなきゃ損する!?マンション改修」シリーズを行いました。 内容は ①照明器具をLEDに交換したら、省エネ・コストは? ②この暑い夏!これから寒い冬!遮熱塗料や断熱塗料にしたらどう変わる? 講師は、技術者部会から(株)英綜合企画設計の島村利彦氏、専門業部会から(株)ラクシーの杉本直樹氏、(株)ダイフレックスの小関晋平氏が担当しました。 <LEDを導入した住民の声> ・節約のために消灯していたが、LEDに替えてからは電気代を気にせずに一日中点灯できる ・電球代と対応年数を考慮して、いろいろな種類の電球を検討した結果LEDが一番経済的だった ・高所の交換を3カ月に1度はしていたため、経費がかなりかかっていたが、LEDに替えてからは解消できた ・エントランスが暗く、壁の時計も見えない状態だったが、広角タイプのLEDにしたため、壁が明るくなり時計も見えるようになった ・紫外線の放出が少なく、虫が寄り付かなくなった 遮熱塗料については、「塗料の顔料で使用する黒(カーボン)が最も熱を吸収する」ことから、黒を使わずに複数の色で調色するものが高反射塗料となります。 自動車のばい煙はカーボンを含み、汚れが反射率を下げるとも。 その他、外断熱、屋上緑化についての話がありました。
労働プラザは当日満員。60人ほどが参加してくれました 会場後方に遮熱塗料や屋上緑化のサンプルを展示しました 質疑応答は設計事務所の島村先生(右)を中心に回答してもらいました
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2010.7.17 第13回設備改修シリーズ

NPO浜管ネットは7月17日(土)、かながわ県民ホール403号で『電気設備の改修と機械式駐車場のメンテナンス』と題して第13回のマンション設備改修シリーズを行いました。 第1部は集合住宅の電気設備改修工事についてで、技術者部会の(有)エルグ・井田洋一郎氏と専門業部会の三沢電機(株)・岡本淳哉氏が、電力アップのための幹線改修工事や照明設備の更新としてLED器具の紹介などを行いました。 第2部は技術者部会の(有)トム設備設計の町田信男氏と(株)桐ケ谷工業所の山田氏がが機械式駐車場のメンテンナンス・維持管理について解説しました。 質疑応答では、機械式駐車場への点検内容、費用に関するものが多く、関心の高さがうかがいしれました。 LED照明の導入も今後の経費節減のテーマのひとつです。セミナーに参加して問題提起へのヒントをひとつでも増やしてください。
県民ホール会場風景。今回も45名の会場が満席でした LED照明のサンプルを会場内に設置。非常灯などへの変換も有効かもしれません 右から白熱電球、電球型蛍光ランプ、LED照明。「百聞は一見に如かず」
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2010.6.12 第16回浜管ネット通常総会開催

NPO浜管ネットは6月12日(土)、事務局のあるハウスクエア横浜4階セミナールームで第16回通常総会を開き、2009年度事業報告・決算報告・監査報告、2010年度事業計画・収支予算案の承認を受けました。 来賓あいさつとして、横浜市建築局の八幡準・住宅部長にお願いしました。 総会後は、NPO福岡マンション管理組合連合会(福管連)の杉本典夫理事長を講師に招き、福管連の管理組合支援の取り組みについて、具体的に話していただきました。
集会室で参加者に講演いただいている自治会長 1980年、平沼邸建設時に設置された石垣 マンション内にも石の灯篭など、明治時代の建築物を残している
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