去る2月16日、よこはま団地再生コンソーシアム「多世代循環による団地再生」が開催されました。
横浜市内の、浜管ネット会員管理組合でもある左近山団地と横浜若葉台団地のほか、下之前住宅、南長津田団地の4管理組合は、団地再生の活動を熱心に推進しているとして横浜市から表彰され、記念の盾が送られました。
南長津田団地では新しく交流拠点をつくり、カフェを通じて居住者の親睦を図っていること、横浜若葉台団地では中心商店街に子育てや高齢者を意識した交流の場づくりを行っていることなどが取組事例として、それぞれの管理組合から発表されました。
横浜国立大学准教授 藤岡泰寛氏はこの日の講演で、世代循環型団地であるためには異なる世代の「間」と団地の持つ地域資源に目を向けることが再生につながると話されました。
よこはま団地再生コンソーシアムは神奈川県、横浜市、神奈川県住宅供給公社、横浜市住宅供給公社、UR都市機構、住宅金融支援機構の6団体で構成され、各団体が保有する知見・能力等を相互に活用することで団地再生施策の相乗効果を生み出し、 魅力ある持続可能なまちづくりの実現を目指すことを目的に、平成28年12月に設立されています。（加藤記）