今年度から新たに発足した管理組合交流部会の第2回セミナーを開催しました。
今回は、鈴木治部会長が進行役を務め、「スムーズな大規模修繕工事を目指して」と題して、浜管ネット発行の「わかりやすい大規模修繕工事の進め方」をテキストに進めました。
この小冊子「わかりやすい大規模修繕工事の進め方」は、技術者部会のメンバーが3年余にわたり、浜管ネット通信に連載した記事をもとに昨年発行したものです。また、今回セミナーの座席は、参加者のみなさまに積極的に意見交換をしていただくために、対面する形で設営しました。
第一部では、浜管ネット技術者部会の1級建築士小島孝豊さんを講師に、「マンション建物の基礎知識」のレクチャーを受けたのち、小冊子「大規模修繕工事の進め方」をもとに、大規模修繕工事の具体的な進め方について解説をしていただきました。
第二部では、ご出席いただいた17管理組合のみなさまによる活発な意見交換が行われました。質疑では「大規模修繕工事の適正な周期とは？」「工事を実施する判断の目安はあるのか？」「コンサルタントの選定に必要な事項とは何か？」「設計監理方式と責任施工方式の特徴とは？」「長期修繕計画の見直しはいつ、どのようにやるべきか？」等々について、さまざまな意見が交わされ、個々の管理組合が抱える課題が浮き彫りになりました。
交流部会は、今後とも交流会に参加してよかったと思える身近なテーマ、管理組合の事例紹介等に取り組みたいと考えています。（交流部会）
管理組合役員交流会の様子
鈴木部会長と講師・小島孝豊氏