3月27日18時30分から「かながわ労働プラザ」で「マンション給排水設備の傷みと改修事例」をテーマに、技術者部会・専門業部会合同セミナーを行いました。
この設備改修シリーズは今回で33回目の開催となりました。
「給排水管の調査時期・調査方法と調査の必要性」について技術者部会(ラピス建築工房)の1級建築士・石川裕子氏が、「マンション設備改修工事事例紹介」は専門業部会(㈱太平エンジニアリング)の泉谷氏、「給水管継手の進化」を専門業部会(㈱オンダ製作所)の伊藤氏が講演しました。
定期的に行われる大規模修繕工事と異なり、初めて迎える給排水設備の調査や更新工事にいつ着手するのかは、管理組合にとって関心の高い研修テーマのひとつです。
共用部・専有部に及ぶ設備配管 (給水・給湯・排水)の更新工事は、生活への影響も大きく工事期間も長期化します。
着工前に行う工事説明会の資料から完了後のアフター点検まで、具体例で詳細な説明がありました。また、架橋ポリエチレンの特徴、効率の良い給水管継手の開発についての事例が紹介されました。
参加者は40名(会員2/3・非会員1/3)。講演終了後熱心な質疑が行われ時間を超過するほどでした。(宮井記)