4月10日、川本工業㈱ビルで、建築分科会Eグループは「高齢者にやさしいマンションづくり」テーマにセミナーを開催しました。 このテーマでは、建物や居住者の高齢化が進む中、スロープや手すり設置等具体的な工事の成功事例や施工者側からの支援策、一人住まいにも安心な防犯や生活の見守り事例を紹介しようというものです。 「スロープ工事ほかの具体例」について専門業部会(㈱一ノ瀬建創)の山口氏が、「施工者側からのサポート(支援)」は専門業部会(㈱サカクラ)の古川氏、「みまもりサポート」については本セミナーを共催していただいた(綜合警備保障㈱の近藤氏が講演しました。 高齢者が生活しやすくなる目的で行われる更新工事や新設工事、日常生活に支障がない工事中のサポートなど、また、高齢者の生活を見守るサービスなどは日本が迎えている高齢化社会の大きな課題であって、今後ますます必要性が高まると予想されます。 今後は、車いすや老人施設等における傷害事故統計等を参考にした改良事例や、高齢者サービスの必要性や防止策などを視野に「工事・サービスの紹介」を行うなど、「障害者・高齢者にやさしい」セミナーへ発展させていくものと期待しています。
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